おうちで焼きたてクロワッサン!2種類を食べ比べしてみました!|海外食品通販サイト ダイニングプラス(公式)

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おうちで焼きたてクロワッサン!2種類を食べ比べしてみました!

2024/04/08 11:30

どうも、こんにちは。オーストラリアでシェフをしていたレンです。
今回はダイニングプラスのクロワッサン「BAKE UP(ベイクアップ)」と「エリタージュ」の2種を食べ比べてみました。

(焼成前のクロワッサン生地 左:エリタージュ、右:ベイクアップ)

商品紹介ページのスタッフ・みなみのコメントにもありましたが、スタッフの中でも、好みがきれいに分かれるという二つのクロワッサン。 これまで、どちらもこだわりのお店でしか食べられない味、どちらも等しく美味しいという印象でしたが、2種同時に食べてみると確かに違いがよく分かります。
形や見た目はもちろんのこと、食感、味、焼成時の香りにも違いがあります。そこで、私なりに感じたことを以下にまとめてみました。



クロワッサンの【食感】

まず、何と言ってもクロワッサンの美味しさを決める重要な要素は、「食感」。 生地に油脂を折り込み、伸ばし、折りたたむ作業を、油脂を溶かすことなく繰り返すことで美しい層が生まれます。
生地の折り数を増やすと「サクサク」、「ホロホロ」とした食感になり、折り数を減らすと生地がフレーク状に「ザクザク」とした食感となる。 最近はザクザクとしたタイプがトレンドなのか、よく見かけます。
あえて比べるならば、エリタージュが後者に近く、ベイクアップはサクサクホロホロとした食感です。

これは私特有の観点ですが、生地を食べた時に口に残る小さなひとかけらまで、歯ざわりプチっと残る生地の存在感、私はこれを“粒感”と表現しますが、ベイクアップには粒感が感じられます。



クロワッサンの【香り】

使われている油脂がバターかマーガリンか、その違いは香りを嗅げば明らかです。 その点ではダイニングプラスのクロワッサンには、良質のバターが100%使用されているので香りが抜群に良い。 ベイクアップ、エリタージュともにヨーロッパ産の発酵バターを使用しており、普段使用している普通のバターと比べて独特な風味があります。
ベイクアップは甘く優しい香り、エリタージュはイーストのような発酵の香りが感じられました。



クロワッサンの【焼成後の見た目】

(左:エリタージュ、右:ベイクアップ)

美味しそうなキャラメル色をしたクロワッサン、個人的には少ししっかり目の焼き色が好みです。 180℃で20分焼成したところ、焼き色の付き方に関してはどちらもほぼ同じ。
ただ、私の使用しているオーブンでは、焼成時に上部が焦げやすいため、中央部に膨らみのあるエリタージュには、焼成13分あたりでアルミホイルを被せました。
焼き上がりの形を比較してみると、ベイクアップはどちらかというとぽてっころっとした可愛らしい印象、エリタージュは生地の角がしっかりと立ち、華やかな印象です。



クロワッサンの【味】

味については、香りと食感も関係してきますが、エリタージュは、まず独特の発酵の香りが鼻をかすめ、次に生地のサクサク感とバターの香りが口に広がります。
ベイクアップは牛乳が入っているせいか、どこか甘く優しい香りで、噛めば噛むほど美味しさが口に広がっていきます。

ということで、甲乙つけがたい良い勝負のクロワッサン2種。どちらが私のマイベストかあえて選ばないといけないとすれば、やはり、ダイニングプラスの人気ベストセラー商品であるベイクアップですが、パーティーなどで、味もさることながら見た目を際立たせたい場合には、エリタージュを選びます。
どちらも冷凍庫に保存しておいて、その時に合った物を焼くのがいいですね。

エリタージュは限定入荷商品(好評なら随時継続)なので、いまのうちに食べ比べてみてください。
ご家族やお友達と食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。



クロワッサンにまつわるオーストラリアでの思い出話

ここからは、クロワッサンの香りや食感と共に思い出された、クロワッサンにまつわるオーストラリアでの思い出話をしたいと思います。
特定の匂いや味が、記憶や感情を呼び起こす現象を、プルースト効果と言います。ふとした瞬間に嗅いだ香りで誰かを思い出すなどといった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 フランス人作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した際に、その香りで幼少期を思い出す場面があり、その描写が元になりプルースト効果と呼ばれるようになりました。

職場での思い出。
朝一のシフトは、まだ誰もいない早朝の静かなキッチンでオーブンやグリル、フライヤーに火を入れるところから始まります。オーブンが温まると、前日の夜から冷蔵庫でゆっくり解凍しておいたデニッシュやパイなどのペイストリー、バゲット、クロワッサンをオーブンに入れる。ベーコンをカリカリでとリクエストするお客様を見越して、グリルで軽く焼いておき、オーブンで仕上げる。 6時半になるとカフェ担当のスタッフが出勤してきて必ず「Coffee?」と聞いてくれます。キッチンはパンの焼ける香ばしい香りと温かさに包まれ、そこに私の注文したダブルエスプレッソのラテが到着します。忙しい朝が始まる前の静かなひととき、立ったままで、仕事をしながらですが、ラテと焼き立てのクロワッサンを頬張る。「んー!最高!今日もがんばるぞ~!」そうこうしているうちに、バタバタと他のスタッフが出勤してきて、キッチンには音楽や話し声、歌声が響き渡り、にぎやかな一日が始まるのでした。

休みの日には、街のベーカリーでクロワッサンを買い、カフェでコーヒーをテイクアウトして、お気に入りのビーチで海を眺めながら食べるのがお気に入りでした。どのビーチにするかはその日の気分次第。パドルボードやサーフィンをする人、犬を散歩させる人、ペリカンやカモメもいます。
ゆっくりと思い思いの朝を過ごす人たち、静かな海を眺めながら、袋から少し顔を出したクロワッサンをかじり、鼻から抜けるバターの香り、潮の香りを楽しむ。 「ふぅ~」自然と呼吸が深まり、幸せな気持ちになる。リラックスした朝の時間です。

ちなみにオーストラリアでは持ち帰りにしたい場合、take awayまたはto goと言います。
雨の日は、クロワッサンにトマトとチーズを挟んで温め、お気に入りの本をお供にお家で過ごすのもよい。



最後に

今度お友達の家に遊びに行ったり、車でドライブにでかける際には、試してみて欲しい。
「今朝、家でクロワッサンを焼いてきたの。一緒に食べよう!」とテイクアウトしたラテと一緒に差し出してみれば、感激してくれること間違いなし。オーブンで焼いただけなのに、“自宅で焼いた”と言えることがポイントなのです。ダイニングプラスの冷凍クロワッサンならば、そんな洒落て心のこもったサプライズが簡単に叶えられる。
さぁ、今日はクロワッサンを持ってどこへ出かけようか。

(担当:元豪州シェフ・レン)



クロワッサンのお求めはコチラから

ここからは、食べ比べをしたダイニングプラスのクロワッサン「BAKE UP(ベイクアップ)」と「エリタージュ」の2種をご紹介。

焼くだけ!大きなクロワッサン 発酵バターが香るフランス産 Bake up生地 60g

上質で新鮮な牛乳から作られたヨーロッパ産発酵バターを100%使用。フランスのメーカー独自の技術で、発酵と焼成を同時に行うBake up(ベイクアップ)タイプ。25g、40gのサイズ違いもございます。

【限定入荷】 エリタ―ジュクロワッサン 70g

バター配合率約24%の贅沢な風味の人気クロワッサン。定番商品のBakeupタイプとはまた違った仕上がりをたのしめます。小さめの30gサイズもございます。




<ダイニングプラスについて>
2001年創業、商社が直営する輸入食品通販サイト。日本を代表する高級ホテル、ミシュラン星付きレストランが採用する高品質な業務用食品を、どなたでも1パックから購入できます。テレビ各社や「ダンチュウ」、「エル・ジャポン」など、メディア紹介多数。

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