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アイスバインとはどんな料理?美味しい食べ方などをご紹介
2019/10/11 16:00
アイスバイン

ドイツの名品といえば、日本では自動車や刃物などヨーロッパ文化を感じさせる工業製品がよく知られています。しかし、ドイツの料理というと日本ではあまり馴染みがない印象をお持ちの方も多いでしょう。

そんな興味深いドイツの味覚のなかに、「アイスバイン」という料理があります。その名前を聞いただけでどのような食べ物か想像できる方は、まだまだ少ないかもしれません。アイスバインとは、いったいどのような料理なのでしょうか。
この記事では、ドイツを代表する料理の1つ「アイスバイン」の美味しい食べ方などをご紹介します。

1 アイスバインとは

1-1 名前の意味は?
1-2 アイスヴァインとの違いに注意

2 アイスバインの美味しい食べ方

2-1 添え物をして
2-2 ポトフやスープにして
2-3 お酒との相性も抜群

3 アイスバインはさまざまな楽しみ方ができる料理



【アイスバインとは】

アイスバインとは

アイスバインとは、ドイツを代表する家庭料理の1つです。特にドイツ北東部の大都市・ベルリンやその近郊では、非常に見かける機会の多い名物料理として知られています。

ローリエなどの香辛料(スパイス)と一緒に塩漬けした骨付きの豚すね肉に、香味野菜(ハーブ)を合わせてじっくりと煮込んだ料理がアイスバイン。また豚すね肉に限らず、骨付きの豚足を塩漬けにして燻製した料理も、アイスバインと呼ばれることがあります。

1.名前の意味は?

アイスバイン(eisbein)という名前の由来には、諸説あるといわれています。まずは、ラテン語で「坐骨」を意味する「os ischbeen」という名詞が名前の由来という説。

そして、ドイツ語で「Eis=氷」、「Bein=脚」ですから、かつて動物の骨をアイススケートの靴のエッジとして使用していたことが由来という説もあります。また、肉に含まれるゼラチン質がいったん煮込んでから冷えて固まると、氷のように見えるからという説もあるそうです。

2.アイスヴァインとの違いに注意

ちなみに、よく似た名前の食料品として「アイスヴァイン(Eiswein)」という、アイスバイン(eisbein)と非常に近い名称のドイツワインがあります。アイスヴァインは、凍らせたブドウの果実から作られた甘口の高級白ワインで、やはり本場ドイツでよく知られている名物です。

ドイツ国内のレストランや食料品店でそれぞれを頼むときには、発音に気を付けたり説明を付け足したりするなどして、混同を防ぐようにしましょう。

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【アイスバインの美味しい食べ方】

アイスバインは、日本ではまだそれほど馴染みがない料理です。しかし、このアイスバインを日本で美味しくいただくには、どのような食べ方がよいのでしょうか。ここでは、アイスバインを日本で美味しく食べられるおすすめの食べ方をご紹介します。

1.添え物をして

アイスバインサラダ

アイスバインはメインディッシュになる肉料理ですから、そのままでも美味しく食べることができます。しかし、さらに本場ドイツの味わいを楽しみたいなら、ザワークラウトや粒マスタードと、ゆでたジャガイモの付け合わせで食べるとドイツの家庭料理風に。

ザワークラウトといえば、こちらもドイツ名物の酸っぱいキャベツの漬物ですね。酸味のある付け合わせと一緒に食べることで、アイスバインが持つ味の深みがさらに増して美味しく食べられます。

また、アイスバインをさらにグリルしてカリカリになるまで焼き上げると、「シュバインハクセ(schweinshaxe)」という料理になります。外はこんがり、中はジューシーな食べごたえある肉料理がお好みなら、こちらの食べ方にもチャレンジしてみては。

2.ポトフやスープにして

アイスバインポトフ鍋

アイスバインは骨付き肉を塩漬けしてあるため、ポトフやスープなどの煮込み料理の具材としても最適です。ポトフやスープにアイスバインを加えることで、野菜は肉のうま味を吸ってまろやかになり、豚肉のうま味を料理全体でしっかり味わえるはず。

また、アイスバインは香辛料(スパイス)で味付けして作られるため、塩味と豚肉のうま味に香辛料が加わることで、深みある味わいが楽しめます。アイスバイン自体に塩気があるため、調理で基本的に塩を加える必要はありませんが、もし足りなければお好みで塩を加えても問題ないでしょう。

3.お酒との相性も抜群

アイスバインの盛り付け

スパイシーなお肉料理に合うお酒といえば、やっぱりビールでしょう。ドイツを代表する家庭料理であるアイスバインですから、もちろんビールとの相性も抜群によいことで知られています。

せっかくなら、ドイツビールを手に入れてこだわりの本場の味を再現するのもおすすめ。
またアイスバインは塩漬けにしたハムのような加工肉の一種ですから、ワインと合わせてももちろん美味しく楽しめます。

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【アイスバインはさまざまな楽しみ方ができる料理】

アイスバインの盛り付け

ベルリンやその近郊で、代表的な家庭の味として長く愛されているアイスバイン。そのまま食べて美味しいことはもちろんですが、さらに焼いたり煮たりしてもひと味違った美味しさが楽しめます。

ビールやワインなどのお酒にももちろん合いますから、その楽しみ方は実にさまざま。お肉をしっかり味わえるボリュームのある料理ですから、パーティーの際などにメインディッシュとして用意するのもおすすめです。

アイスバインはこってりとし過ぎない肉料理ですから、日本人も食べやすい一品。ぜひ一度、本格的なドイツの味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。


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