お店に行くと高いものから安いものまでいろいろありますよね。。。
高い方が体にいいのでは?と思って高いものを買ってみたけれど、味にクセがあって続けられない。
安いとニセモノじゃないの?といろいろ考えた結果、真ん中ぐらいの値段のものを買ってみたものの、良いのか悪いのかよくわからず、次もまた同じように迷ってしまう。。。
そんな方にこそ、おすすめしたいのがダイニングプラスの無ろ過エキストラバージンオリーブオイルなのです。
その理由をいくつかのポイントに分けてご説明したいと思います。
1.【エキストラバージンオリーブオイルだから】
これって、今や当たり前ですよね?でも実は日本の基準(日本農林規格/JAS規格)では「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2種しか規定がありません。その「オリーブ油」であるための規定はいくつかありますが、一番有名な酸価を例にすると「2.0以下」という規定です。
いわゆるエキストラバージンオリーブオイルの酸価は「0.8以下」と決められているため、極端な例を出すと酸価が0.8を超えた「バージンオリーブオイル」のグレード(エキストラではない!)でも同じ「オリーブ油」として括られてしまいます。それぐらいオリーブオイルについての日本の基準はおおざっぱなのです。
とはいえ、オリーブオイルがあふれ、国内でもオリーブ生産農家さんが頑張っている日本のこと、日本独自の協会もできて、良いオリーブオイルとは何か、という啓蒙活動が熱心に行なわれるようになっており、私もそんな協会のひとつで勉強をしている一人です。
現在、日本の市場で紹介されているほとんどのオリーブオイルはIOCの基準を元にした製品がほとんどです。
IOCとはヨーロッパ諸国を中心に世界のオリーブ生産国の多くが加盟するInternational Olive Councilという組織で、このIOCが決めた基準が世界基準として認められています。先ほど「いわゆるエキストラバージンオリーブオイル」と書いたのはこのIOCの基準を元にしたものです。
ただ、最近ではこのIOCに非加盟のアメリカやオーストラリアなどでのオリーブオイル生産が活発になってきて、基準もこれから変わっていく可能性も指摘されていますが、今のところはIOC基準がいちばん一般的なものとなっています。
(ちなみに日本も国産オリーブオイルを作っていますが、IOCには参加していません。)
さて、難しい話はさておき、ダイニングプラスでご紹介する無ろ過オリーブオイルは、そのIOC基準を満たしたエキストラバージンオリーブオイルです。メーカーはイタリアの食用油専門メーカーのオリタリア社で、イタリアで瓶詰されています。
あとで出てきますが、この商品は毎回特注で作ってもらっています。
なので、ラベルは日本語でわかりやすいように書かれていますが、英語でもExtra Virgin Olive Oilと書かれていて、きちんとIOCの基準をクリアしているものです。
輸入のときには毎回ロット毎に化学分析結果が添付されて、エキストラバージンオリーブオイルであることがすぐにわかります。
ここで詳しい方はピンときますね。
IOC規定でエキストラバージンオリーブオイルと呼ばれるためには化学検査だけではダメなのです。
官能検査、つまり鼻や舌、喉を使った味わいの検査も重要な要素です。
オリタリア社には世界最古とも言われるオリーブオイルテイスターの学校、ONAOOの先生が顧問として週に数日勤務していて、官能検査を日々行なって問題がないことを確認しています。
全てのオリーブオイルの中のいちばん美味しいものがエキストラバージンオリーブオイル、つまりピラミッドの頂点です。
(イタリアに訪問した際の様子)
2.【無ろ過の果汁だから】
オリーブの果実を絞ったジュースがオリーブオイル。
食用油にはたくさん種類がありますが、ほとんどが種に用剤を加えて抽出するものです。
一方、オリーブオイルは果実をつぶして練り込んで絞り出すタイプです。
つまり、オリーブの果汁なのです。
その絞り出す工程を見るとちょっと感動します。実はもっと簡単にオイルが出てくるものかと思ったのですが、実際には大量に投入されるオリーブに対して、出てくるオリーブオイルは「ちょろちょろ」といった感じ。出てくる液体は濁っていて、黄金色の美しい濃厚なオイルです。
いつも数万本単位でオーダーするので、少し麻痺してしまっていたのですが、この絞る現場を見て、自然の恵みをいただいているんだな、とより強く実感しました。
この後、このオリーブオイルは一般的にはフィルターにかけられ、丁寧に澱を取り除いていきます。澱を取り除くことでオリーブオイルが安定して、長期間の保存に適しているからです。
今回ご紹介するオリーブオイルはこのフィルター工程をあえてしていません。つまり、澱をそのまま残している無ろ過タイプです。
なぜ無ろ過なのか。
澱はオリーブの成分で、この澱の中にもオリーブの美味しさが詰まっていて、何よりオリーブオイルが持つポリフェノールがフィルターをかけたものより多く入っているからです。
例えば、オリタリア社で2018年度に生産された同じオリーブオイルの無ろ過タイプとフィルターをかけたタイプで比較してみると、無ろ過タイプの方が28.8%も多くのポリフェノールを含んでいることがわかっています。1㎏あたりのポリフェノール量はフィルタータイプが240.62㎎に対し、無ろ過タイプは310㎎です。
これを聞くとなぜ無ろ過タイプをあまり見かけることがないのかな?と不思議に思われるかもしれません。
その理由は、無ろ過タイプは澱が含まれる分、よりデリケートだからです。
店頭に並んでいるオリーブオイルは毎日お店の蛍光灯に照らされています。夏や冬はお店の営業時間は冷暖房が効き、営業外時間はそれが切れるため、温度が毎日上下します。そんな環境の中でも安定して美味しいオリーブオイルを流通させるため、メーカーではフィルターを通して澱を取り除き、できるだけ光を通さない暗い色の容器、そしてできるだけ温度変化を少なくするために瓶に入れて販売されることがほとんどです。
何度も言いますが、今回ご紹介したいのは無ろ過タイプです。
そして色をより楽しんでいただくために、透明のボトルに入れています。
だから! 通販限定での販売です。
オリーブオイルは一般的には1年を通して常温のコンテナに入れて輸入されますが、ダイニングプラスでは、イタリアの暑い時期(6~9月頃)に出荷される商品は可能な限り温度管理のされたリーファーと呼ばれるコンテナに積んで輸入しております。その分お金はかかりますが、無ろ過タイプを楽しむためには必要なコストです。
ダイニングプラスの無ろ過エキストラバージンオリーブオイルは通販でしかお求めいただくことができません。(TV通販1社とダイニングプラスのみでの販売)
3.【和食にもあうブレンドだから】
オリーブオイルは主な栄養成分は脂質です。脂質は3大栄養素のひとつで、私たちの体に必要な大切な栄養素です。いくらダイエットをしていても脂質を抜くことはできません。毎日摂るのであれば、体に良い脂質、そして美味しく摂ることがとても大切だと思いませんか?
オリーブオイルは地中海式ダイエットという体に良い食事の基本となる食材のひとつです。 でも、体に良いからオリーブオイルを買ってみたけれど、クセが強すぎて好きになれない。というお声もよく耳にします。
そこでおすすめしたいのが、和食にも合うブレンドなのです。
オリーブオイルのブレンドというとあまり耳慣れないかもしれません。 コーヒーやワインを思い浮かべてください。 コーヒーは産地や品種ごとに数種類を組み合わせて自分好みのブレンドを作ったり、お店のオリジナルブレンドっていうのもありますよね。
ワインも畑や品種を組み合わせて味わいを作っていきますよね。それと同じです。
ヨーロッパで代表的なオリーブの栽培国と言えば、スペイン、ギリシャ、イタリアです。中でもイタリアの地形は他の2国と比べて起伏が多く、昔から斜面が変わると品種が変わる、と言われるぐらい、オリーブの品種も多岐にわたります。一般的にイタリアだけで500を超えるオリーブの品種があると言われています。それはつまり、1品種あたりの生産量が少ないことも意味します。今のように交易が盛んではない昔から、イタリアでは近隣のオリーブオイルを集めてブレンドする、ということを当たり前のように行なってきました。
だから、イタリアではオリーブオイルの品種による違いにいち早く気づき、世界初のオリーブオイルテイスター学校がイタリアにできたことに繋がったのでしょう。
話を元に戻して・・・
お勧めする無ろ過エキストラバージンオリーブオイルは「和食に合うブレンド」を目指して、毎年、メーカーと味を決めています。味を作るときにはONAOOの先生も一緒に加わって微妙な加減を決めていきます。
和食に合うブレンド、とは何か?
一般的にヨーロッパの人が好きなオリーブオイルの味は、芝を刈ったようなグリーンな香りと苦み、ピリピリ感の全ての要素を強く持っています。オリーブオイルが好きでいろいろ試したい方にはとっても嬉しいオリーブオイルです。でも、日本人の中にはその鮮烈なオリーブオイルの香りや味わいを苦手に思う方も多いようです。 体に良いからと初めてオリーブオイルを買って苦手、と思った方はそのようなヨーロッパタイプを買われたのではないかと思います。
食文化は国によって違いますから、お肉を中心とした塩味の濃いヨーロッパの食事にはそのような濃い味わいのオリーブオイルが適しています。でも私たち日本人の家庭では洋食、中華などのメニューも取り入れた、独自の和食を楽しみます。ご家庭でもできるだけ素材の味を生かして、味付けは控えめで、という方は多いのではないでしょうか。
そんな私たち日本人の毎日の食生活の中で楽しむためにはヨーロッパタイプより、苦みやピリピリ感が少なくて香りもマイルドな方が良く合うのです。
せっかく摂る栄養なら、体に嬉しいだけはなく、美味しく楽しんで長く続けたい。
だからこそ、「和食に合うブレンド」の無ろ過エキストラバージンオリーブオイルをおすすめしたいのです。
4.【シェフに選ばれてNo.1のオイル専門メーカーが作っているから】
オリーブオイルっていろんなブランドがあってどれを選べばいいのか、迷ってしまいますよね。よく聞くブランドだから、パッケージがきれいだから、など決め手はそれぞれありますし、そんな中で自分に合ったオリーブオイルに巡り合えたら、とってもラッキーですね!でも失敗したくない人はどうすればいいのでしょう?例えば、時計はDCブランドより時計メーカー、という方も多いと思います。
オリーブオイルでも有名なブランドの中には自社設備で生産せず、毎年価格比較をして委託会社を決める、というのは良く耳にします。もちろん品質は確認しているでしょうけれど、その専門家と言う意味ではやはりオイルメーカーがお勧めです。
また、オリーブ農家が独自にボトリングしている商品もあり、日本にもたくさんの種類が輸入されています。最近の農家さんの中にはきちんとした設備を導入して、実を絞るところからボトリングまで一貫してされている素晴らしい方々がたくさんいらっしゃいます。味も素晴らしいものが多いですが、概してお値段が高いことが多いです。
そこで毎日のオリーブオイルとしておすすめしたいのがオリタリア社のオリーブオイルなのです。
オリタリア社は50年以上にわたってオリーブオイルを作ってきた家族経営のオイル専門メーカーです。自社農場は持っていないものの、その購買力を生かして、世界のオリーブ生産地に自社社員や契約社員を配置して、世界のオリーブの生育状況や、絞る設備の状態などの最新情報を把握し、できるだけ新鮮な状態でボトリングして出荷ができるよう、常に品質管理をしています。
そんなオリタリア社が数年前から第3者機関に依頼をして始めたのがイタリアのシェフへのアンケート調査です。「あなたが料理に使っているオイルのブランドは?」という問いにたいして最も多かったのが「オリタリア」だったのです。
プロも認めるブランド、それが「オリタリア」
「品質と価格」この2つの重要なポイントを実直に実現してきたからこその、プロからの信頼。シェフに選ばれてナンバーワンのオリタリアを是非お試しください。
5.【アレンジ自在だから】
和食にも合う、というのをコンセプトにブレンドをしたのがこのノンフィルタータイプですが、この「和食」はいわゆるお豆腐や納豆という伝統食だけでなく、スパゲッティやラーメン、オムレツといった洋食や中華の要素もたくさん取り入れた広義の和食です。
せっかく体に良くても、口に合うものでなければ続きません。
このノンフィルタータイプはそんな広義の和食に合わせてマイルドにブレンドしてありますから、「かける」「いためる」「和える」「揚げる」など私たちの食生活のいろんなシーンでアレンジ自在にたのしんでいただけます。
* お豆腐に塩と一緒にかけて大豆の甘みを引き出す!
* 納豆にかけて納豆嫌いを克服!
* 梅干しにかけて梅がフルーツだったと再認識!?
* お刺身にかけて魚の臭みを取って美味しさアップ!
* 卵かけごはんにかけて卵がグレードアップ!?
* 野菜ジュースにかけてポリフェノールチャージ!
* パンには断然オリーブオイル派!
* 多めのオイルでスクランブルエッグがふっくら!
* とんかつもオリーブオイルでカラッと!
* シフォンケーキに使ってふっくらしっとり!
* サラダには直接かけて和えるだけ、ドレッシング要らず!
<ダイニングプラスについて>
2001年事業開始、「dancyu」や「日経プラス1」など取材多数。一流プロ愛用の海外食品を1パックからお届けする通販です。商社直営。
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