
だんだんと涼しくなり、秋の味覚が楽しみな季節になってきました。
ジャムを使ったスイーツの第2回は、オセアニアとイギリスのお菓子をご紹介します。
だんだんと涼しくなり、秋の味覚が楽しみな季節になってきました。
ジャムを使ったスイーツの第2回は、オセアニアとイギリスのお菓子をご紹介します。
サクサクしたメレンゲを割りながら、クリームと季節のフルーツやソースを混ぜ合わせて食べる、ニュージーランドやオーストラリアが発祥といわれているスイーツです。その後、イギリスにも広まり、今では欧州をはじめ、日本でも楽しまれています。
ダイニングプラスで取り扱っているジャムはなめらかで、フルーツソースとしても大活躍!旬のフレッシュなイチジクに合わせて、イチジクジャムとブルーベリージャムを1:1で混ぜ合わせたものを使いました。ジャムを混ぜ合わせることで味に奥行きが生まれ、それぞれのジャムの果肉の食感の違いも楽しめて、美味しさが倍増します。
>旬のフレッシュなイチジクに合わせる「紫いちじくジャム」はこちら
>フルーツソースのような「ブルーベリージャム」はこちら
オーストラリアには毎年7月21日、National Lamington Dayという、国民的スイーツのラミントンを祝う日があります。角型にカットしたスポンジ生地の周りにチョコレートソースを染み込ませ、最後にココナッツファインをまぶしたものですが、現地ではスーパーマーケットからお菓子屋さんまで、どこでも購入ができ、甘く愛されているお菓子です。
ジャムがサンドされていないものがスタンダードですが、ジャムやクリームがサンドされたものもあり、今回はチョコレートと相性がよいイチジクジャムを合わせました。ジャムをサンドすると見た目にもかわいいですよね。
ジャムは200g用意して180gまで煮詰めたものを使っています。なめらかな食感が魅力のデンマーク産ジャムですが、焼き菓子に使う時は、流れない程度に粘度があると使い勝手がよいです。なめらかだからこそ煮詰めることもでき、食べ方の幅が広がります。
>チョコレートと相性がよい「紫いちじくジャム」はこちら
ヴィクトリア女王の名がついた、イギリスの代表的なスイーツ、ヴィクトリアスポンジケーキです。2枚の生地の間にフィリングをサンドするため、ヴィクトリアサンドイッチケーキとも呼ばれています。本来はラズベリーやいちごジャムだけを挟んだものですが、最近ではジャムとクリームのサンドや、赤いフルーツ以外のジャムがサンドされたものもよく見かけます。今回はいちごジャムとホイップクリームを合わせました。
ここでもジャムを煮詰めています。15cm丸のケーキ型で焼いた生地に、120g用意して100gまで煮詰めたジャム、クリームはジャムと同量をサンドしています。クラシックなレシピのケーキ生地は重量があるので、上の生地を重ねた時にフィリングが押し出されます。それを計算して、生地の端までジャムやクリームをのせないことが、出来上がりにフィリングがあふれず、カットもしやすいポイントです。
>ホイップクリームと合わせる「いちごジャム」はこちら
これはマリトッツォ!?いいえ、イングランド・デヴォン州の家庭菓子、デヴォンシャー・スプリットです。スプリットの語源は「分割する」で、その名の通り、イースト生地の小さな丸いパンの中央に切れ込みを入れ、イチゴジャムとクリームがサンドされたお菓子です。
イギリスのティータイムといえば、スコーンにジャム、クロテッドクリームを一緒に楽しむクリームティーが有名ですが、元々はスコーンではなく、デヴォンシャー・スプリットがクリームティーの起源だったと言われています。イーストで作る生地のため時間がかかることから、徐々に簡単に作ることができるスコーンに変わっていったのだとか。
秋の夜長にたっぷりのお茶とジャムを使った伝統菓子はいかがですか?
>果実がたっぷり入った「いちごジャム」はこちら
<ダイニングプラスについて>
2001年創業、商社が直営する輸入食品通販サイト。日本を代表する高級ホテル、ミシュラン星付きレストランが採用する高品質な業務用食品を、どなたでも1パックから購入できます。テレビ各社や「ダンチュウ」、「エル・ジャポン」など、メディア紹介多数。