カラブリアの甘い朝食|スタッフ海外体験記|海外食品通販サイト ダイニングプラス(公式)

カラブリアの甘い朝食|スタッフ海外体験記

2020/07/22 12:00
イタリアの朝食が甘いのはイタリアへ行ったことのある人なら良く知っていますよね。
今回はそんなとびきり甘い朝食のお話しです。

「カラブリア」ってどこかわかりますか?
イタリアの州のひとつで、イタリアの地図をブーツに例えると爪先の部分がカラブリア州です。その向こうはシチリア島で、爪先からはシチリアのメッシーナを結ぶ連絡船が出ています。



縁があって、何度か訪問しているのですが、中でも良く行くのがジョイオサ・イオニカというイオニア海に面した町、地図の爪先で言うと足指の付け根あたりでしょうか。南部の海辺の田舎町で、繁華街と言えば全長300メートルほどの商店がぽつりぽつりとある通り。
現地のメーカーの人と「ジョイオサ銀座」と呼んでおります。通り沿いの中心となる交差点には教会があり、そのお店は教会の隣にあります。

人気のお店らしく、銀座がにぎわいを見せる夜に遠りかかるとひときわ明るく、人々の楽しそうな声があふれているのがそのお店です。
夜にはあれだけのにぎわいを見せるお店ながら、実は早朝からあいていて、朝は朝で仕事前にコーヒーを飲む近所の人たちがたくさん集まってきます。



お店に着くとまず何よりもクロワッサンコーナーに行くのです。
イタリアのクロワッサンですから、中にクリームの入った甘いものが主流です。



お目当てはピスタチオのクロワッサンです。日本ではまだ珍しくて、あったとしてもとても高価でリッチなピスタチオクリームがたっぷり入っているのです!
現地でも人気があって、一番最初に売り切れるので、まずはそれを確保に行くのです。

続いて向かうのはスイーツカウンター。





4mくらいの大きめのウィンドーの中にはぎっしりとスイーツが並んでいます。ひとつひとつは小さめで、ナポリ名物スフォリアテッラやパスティエーラ、シチリア名物カンノーリもあります。どれもとっても甘そう!
私はあまり甘いものは得意ではないので、躊躇していると、メーカーの担当者はスイーツ大好きで、おすすめを次から次へと熱心に説明してくれるので、初回は仕方なくおすすめを注文したことを覚えています。

さて、席に着くとまずは飲み物が運ばれてきます。この日はオレンジマーマレードを作りに行ったので、現地のオレンジジュースも注文しました。



カラブリアでオレンジと言えば、ネーブル種かタロッコ種。タロッコ種はブラッドオレンジの品種ですが、果肉の色はオレンジよりから赤っぽいものまでひとつひとつ異なります。出てきたオレンジジュースの色のバリエーション、どれも同じものがなくて、まさに絞たて!
甘いもの好きの現地の人たちの中には絞たてオレンジジュースにお砂糖を加えて飲む人が多いらしく、1杯あたりしっかり2パックのグラニュー糖がついてきました。 新鮮なオレンジの香りと自然な甘みがあって、口中に広がるオレンジの果汁はほんのりとした苦みがタロッコらしさを出しています。

しっかりビタミンチャージをして、甘いスイーツに向きあいます。

まずはピスタチオクロワッサン。



バター生地のクロワッサンですが、ここはあえてのバター控えめな感じです。ダイニングプラスのクロワッサンはフランス系なので、バターのジュワっとした感じも楽しめるリッチなバタークロワッサンですが、濃厚なピスタチオクリームと合わせる甘いクロワッサンは生地のバター感は比較的少なめです。そこに濃厚なピスタチオクリームが、噛むとはみ出る程にたっぷり入っています!
この段階ですでに満足度マックス。。。と思いつつ・・・

目の前にはまだまだ甘~いかわいいものが並んでいます。
全てを1個まるごと食べてしまうと、きっと後悔することになるだろう、と思い、1個を二人でシェアします。
とは言え、3種あるのです。



カンノーリ(写真上/左のスイーツ)
カンノーリは普通はくるっと筒状に成形して揚げるところ、上を開けたU字状に成形してあります。これは上にたっぷりのピスタチオをまぶすために違いない!と思いつつ、確認はしなかったのですが、ラードで揚げた香ばしい皮は香りだけ残し、油のギトギト感は一切残っていません。中にたっぷり入ったクリームはリコッタチーズを使って重さが全くない!甘ったるくなく、ピスタチオの食感と共にすんなりお腹に収まりました。

ピスタチオクリームたっぷりのチョコタルト(写真上/右のスイーツ)
メーカー担当者の超オススメなので、毎回必ず食べる(食べさせられる・・・)ものなのですが、見た目に比べて以外とあっさり、後口が甘すぎないミニタルトです。
キラキラのチョココーティングの中にはピスタチオクリームがいっぱいで、このクリームが意外と軽いのです。きっと無糖のホイップクリームと混ぜてあるのかな。。。下はチョコのタルト生地とチョコクリーム。

カッサータ風のお菓子(写真上/上のスイーツ)
これもシチリア風ですね。
Cassatella di Sant’Agata(カッサテーラ・ディ・サンタガタ)のアレンジ版のようです。シチリアでは聖アガタのお祭りを2月にするらしく、行ったのがちょうどその頃だったからでしょう。スポンジ生地で(たぶん)リコッタクリームを挟み、上側の生地はマジパンでくるんで上にチェリーの砂糖漬けを載せています。このクリームが軽いからか、見た目ほどに甘くなく、日本人が苦手なマジパンのくどさもなく、とっても美味しいです!

少なくとも1か月分ぐらいのスイーツを堪能した朝に大満足で、この後は幸せな気持ちで工場、農場を回った一日になりました。

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