ハモンセラーノは他の生ハムとどう違うのか?特徴や食べ方、保存方法をご紹介|海外食品通販サイト ダイニングプラス(公式)

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ハモンセラーノは他の生ハムとどう違うのか?特徴や食べ方、保存方法をご紹介

2019/10/11 16:00
ハモンセラーノ

ハモンセラーノは、日本でも人気のあるスペイン産の生ハムです。生ハムの世界的な産地として特に知られているのはスペインとイタリアですが、ハモンセラーノはスペイン産の生ハムでもっとも知名度が高い銘柄の1つといってよいでしょう。

おそらくその名前を1度は聞いたことのある方も多いでしょうが、ハモンセラーノとはどのような特徴を持った生ハムなのでしょうか。また、ハモンイベリコや、プロシュートなどの他の生ハムとどのように異なっているのでしょう。この記事では、スペインを代表する生ハム・ハモンセラーノの特徴や作り方などについてご紹介します。

1 ハモンセラーノとは

1-1 ハモンセラーノの製法
1-2 ハモンセラーノの味

2 他の生ハムとの違い

2-1 ハモンセラーノとプロシュートはどう違うのか
2-2 同じスペイン産生ハムでも違いがある

3 ハモンセラーノの美味しい食べ方

4 生ハムの保存方法

5 生ハムは種類によって特徴が異なる



【ハモンセラーノとは】

ハモンセラーノ

スペインは元々、世界一の生ハム生産量を誇る国ですが、その生産量の9割ほどをハモンセラーノが占めています。名前の由来ですがハモンは「ハム」を意味し、セラーノは「山の」という意味の言葉です。つまり「山のハム」という名称になりますが、その名の通りスペインのなかでも、山岳地域でさかんに作られていることからこの名前が付けられたといわれています。

ハモンセラーノのおもな産地であるスペインの山沿いでも、特にトレベレスとテルエルで作られたものは「ハモン・デ・テルエル」「ハモン・デ・トレベレス」と呼ばれます。これらの銘柄は、ハモンセラーノのなかでも一級品とされています。
テルエル産のハモンセラーノは「原産地呼称制度(DO)」認定を、トレベレス産は「EU地理的表示保護指定(PGI)」の認可をそれぞれ受けています。つまり、それらを名乗るにふさわしい高品質が保証されているということですね。

ハモンセラーノは、イタリア・パルマ産の「プロシュート・ディ・パルマ」、中国の「金華火腿(きんかかたい・金華ハム)」とともに、世界三大生ハムとして称されることでも知られています。

>世界三大生ハムのひとつ 「ハモンセラーノ」はこちら

1. ハモンセラーノの製法

ハモンセラーノの製法には特徴があり、豚の後ろ脚の皮の一部をはぎ取ってから塩漬けした後、乾燥・熟成します。皮をはいでから塩に漬けることで、特徴ある味わいが生まれるそう。
ハモンセラーノの熟成期間は36週(9か月)程度といわれていますが、50か月も熟成されるものもあるなど、製品それぞれで熟成期間の幅が広い点も特徴です。

2. ハモンセラーノの味

先に述べた通り、ハモンセラーノは皮をはいでから塩漬けするため、しっかりとした塩味が付いています。この製法を用いることで肉の水分が早く抜けるため、肉の味が凝縮されてコクのある味わいになります。
また、プロシュートなどよりやや硬い食感で食べ応えがある点も特徴。熟成期間が長くなるほど肉の風味が抑えられ、香り高い味わいを生み出します。

>肉の旨みが凝縮した世界三大生ハム 「ハモンセラーノ」はこちら



【他の生ハムとの違い】

ハモンセラーノカット

先ほどご紹介した「世界三大生ハム」をはじめ、世界の生ハムにはさまざまな種類があります。他の有名な生ハムとハモンセラーノには、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、世界三大生ハムの1つである「プロシュート」と、同じくスペイン産生ハムである「ハモンイベリコ」を例に挙げ、両者との違いについてご紹介します。

1. ハモンセラーノとプロシュートはどう違うのか

スペイン産生ハムのハモンセラーノは、先にご紹介した通り皮の一部をはいでから塩漬けするのが特徴です。その一方で、イタリア産生ハムであるプロシュート(プロシュット)は、皮を残したまま塩漬けしています。
肉の味わいやコクを強く感じられるハモンセラーノに対し、プロシュートはしっとりとした食感に仕上がり、適度な塩味が付いているという味・食感の違いがあります。
<プロシュートについてはこちら

2. 同じスペイン産生ハムでも違いがある

ハモンセラーノとハモンイベリコは、どちらも同じスペイン産の生ハムです。ハモンセラーノはおもに白豚の後ろ脚を使用していますが、ハモンイベリコはイベリコ豚の後ろ脚を使用します。まず原材料となる豚肉の種類が、大きな違いとなっています。
ハモンセラーノの原料になる白豚は、基本的に豚舎で育てられる豚です。その一方、ハモンイベリコの原料となる豚はおもに放牧豚です。イベリコ豚は放牧によって育てられ、ドングリなどをエサとすることも多いため、肉自体に濃厚なコクと甘みがある点が特徴です。
ハモンセラーノとハモンイベリコでは原料となる豚に違いがあるため、スペインでは種別が判別しやすいように蹄が付いたままの状態のブロック(原木)が流通しています。



【ハモンセラーノの美味しい食べ方】

ハモンセラーノの美味しい食べ方

ハモンセラーノは濃厚なコクとうま味がポイントですから、そのままスライスして食べるのが何といってもおすすめです。塩味が効いているため、同じスペイン産の赤ワインやチーズ、パンなどと合わせるとさらに美味しくいただけます。
ハモンセラーノを食べる際には、冷えたままではなく常温で少し戻してから食べると、脂が溶けやすくなり味や香りを口の中でしっかりと感じられます。

>スペイン伝統の味「ハモンセラーノ」はこちら



【生ハムの保存方法】

生ハムの保存方法

スライスされ、パック詰めされた製品の場合、残ったものはラップに包むなどして、できるだけ空気に触れないよう気を付けながら冷蔵庫で保存するのがおすすめです。加工肉とはいえ生ハムだけに、空気に触れると酸化や乾燥が進んで味が落ちてしまいます。

原木(ブロック)の製品の場合は、脂やオリーブオイルを垂らしたキッチンペーパーなどでハムの切り口を覆って乾燥しないようにし、直射日光などの当たらない所で常温保管します。
ただし、この方法で保存する場合でも、開封後1週間を目安に食べきるようにしましょう。



【生ハムは種類によって特徴が異なる】

様々な生ハム

生ハムは生産国や産地・製法などによって、味や食感といった特徴がそれぞれ異なる奥の深い食材です。さまざまな生ハムを食べ比べることで、ご自身の味覚や食べ方にぴったりの生ハムを見つけられるかもしれません。

今回ご紹介したハモンセラーノをはじめ、さまざまな銘柄の生ハムを味わってみて、自分好みの銘柄や食べ方を見つけられればさらに面白いかもしれません。


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