ダイニングプラスで大人気の「とろニシン レモンじめ」。
脂の乗ったニシンをレモンで風味良く〆たお味は和食、洋食どちらにもアレンジが効いて大人気。
商品ページでは、プロの技がつまった「あぶりとろニシンの棒寿司」レシピを公開中しています。
脂ののった「とろニシン レモンじめ」と簡単ラップ棒寿司レシピはこちら

じつはこのレシピ、オーストラリアでプロの料理人として長年活躍してきたスタッフ、レンが考案したレシピです。
彼女の料理の腕前は一流!ていねいで優しい人柄がにじみ出るような魅力あるレシピを次々に考えてくれます。 今回は「とろニシン」レシピにお料理初心者のスタッフ・サラが挑戦し、難しかったポイントを大胆質問!プロのコツを聞き出すことに成功しました。
ご自宅でもすぐに真似できて、ふだん聞けないようなプロのお料理のちょっとしたコツ、皆さんもどうぞ参考になさってください。
▽作り方のコツ!Q&A
Q1: すし飯がまとまってくれません。助けて!
A(レン): 私は出し昆布とお酒を小さじ2ほど入れて、炊飯しましたが炊きあがり自体にそんなに差は出ないと思います。
お酒の効果としては、炊きあがりのツヤが良くなる。また、冷えた時に固くなりにくいそうです。(冬のおにぎり作りにもおすすめ)
水加減は、次の工程で、すし酢やガリなど水分を入れることを踏まえて、若干(大さじ1程度)少な目にしました。
*通常すし飯を炊く場合は、米1に対して水1だそうです。(普通の炊飯は1対1.5)
いつも炊飯器の表示より多めに水を入れて炊飯されているご家庭であれば、お米が少しべちゃっとしてしまうかもしれません。
炊き込みご飯なども具材が多い場合は均等に混ざりにくいので、薬味をたくさん入れたい場合、邪魔にならないように、大葉は細く、生姜は細かく切ることもポイントかもしれません。
Q2: おうちにトーチ(バーナー)がないのですが、焦げ目をつけるにはどうしたらいいですか?うま味が凝縮したり、風味がつくし、なによりおいしそうです。
A(レン): こんな方法はいかがでしょう。
●濡れた竹串にさして炙る。(身へのダメージが少し気になる)
●強火で熱したフライパンでサッと焼くか(火の通りすぎに要注意です。)
●トースター用の耐熱トレイなどにニシンを皮目にしてのせて、強火にした魚焼きグリルの火の部分にぎりぎりまで近づける。
●魚焼きグリルに入っている網をできるだけ火に近づける為、耐熱のもので嵩上げするか、トングなどを使ってトレイを挟んだり、ピザを焼くときのような柄のついた平たいものに載せて調整。
グリルの汚れは、下にホイルなどを敷いておけば捨てるだけ。
※火が通ってしまうことが懸念される場合は完全に解凍せず、半氷りの状態で炙るのが良いかもしれません。
Q3: お寿司を輪切りにしようとすると、きれいに切れません。包丁研いだのに…。
A(レン):炙ることで身が崩れやすくなるので、切ってからトーチを使って炙るのがベストなのですが、私も先に炙ったので、身が崩れやすい状態ではありました。
試しにラップを外した部分を切りわけてみると、崩れ易さの差は歴然でしたので、ラップをきつめに巻いておくことがまずはポイントかと思います。
それから、魚の部分を切る時は刺身を切るように。包丁の刃先からでなく、腹の部分からゆっくりと刃を入れて引き切り。力を入れすぎず、ギコギコせずに、一回で切るつもりで。
ほかのお魚料理にも使えそうなプロのコツ、すこしでも皆様のお役にたてば幸いです。
ブログ書いているあいだに、またこのお寿司が食べたくなってきちゃいました。
とろニシンのお寿司、簡単でとってもおいしいので、皆さんもぜひおためしあれ!
脂ののった「とろニシン レモンじめ」と簡単ラップ棒寿司レシピはこちら
(担当:アドバイス/ 元豪州シェフ レン まとめ/ 元菓子職人 サラ)