上野万梨子さんからの食材コメント
ワインの産地として知られる
ブルゴーニュ地方を代表する料理のひとつが、
エスカルゴのニンニクパセリバターです。
もともとは葡萄の葉につくカタツムリを
使っていましたが、今では養殖されたものに
手間をかけて食せる状態にまでして、
合わせバターとともに殻に詰めて
オーブンで焼き、皿に残ったバターを
パンにしみ込ませていただきます。
今回は12個を4人分のアペロに、あるいは
2~3人分のアントレにするために、相性の良い
しめじとジャガイモを加えて
ボリュームアップさせたレシピでご紹介します。
使用した食材はこちら

12月のアペロレシピ
ブルゴーニュ風エスカルゴと
しめじのニンニクパセリ
バターソース

< 材料 >
◆ エスカルゴ(ガーリックバター入り):12個(1パック)
◇ ブナシメジ:80g
◇ じゃがいも:中1/2個
◇ バター:30g
◇ イタリアンパセリ:少々

作り方
How to cook

エスカルゴは焼き皿に並べ、あらかじめ180度に熱しておいたオーブンで8分焼く。
memo
・冷凍のまま加熱してください。
・当商品は、電子レンジでも調理可能です。
透明フィルムに2ヶ所穴をあけて、600Wで約3分加熱してください。

殻の中からエスカルゴとニンニクパセリバターを取り出し、ゴムベラで集める。

浅鍋またはフライパンにバター15gを溶かし、ブナシメジを炒め、塩をふる。
そこに茹でたジャガイモを加える。

2のエスカルゴとバターを加え温め、仕上げのバター15gを加えて溶かし混ぜる。

器に盛り付け、エスカルゴの殻とイタリアンパセリを添える。
▼ 食材ひとくちメモ ▼

エスカルゴ
「エスカルゴの王様」ブルゴーニュ種を使用

レシピ と 写真・上野万梨子さん
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2020年12月アペロディネ エスカルゴ
今月のアペロレシピはいかがでしたか?
みなさまの食卓の一品に。
プチ贅沢なひとときをお楽しみください。
上野万梨子さん
プロフィール
フランス料理家、1975年、パリに料理留学。翌年、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。帰国後、東京・玉川田園調布にてフランス料理教室「ラ・ヌーヴェル・イマージュ」を始める。1980年、初めての著書「シンプルフランス料理」(文化出版局)を上梓。当時はまだ珍しい若きスター料理研究家として活躍。1991年には活動の拠点をパリに移し、著作や食イベントの企画・編集などを通じて、日仏の食と生活文化にかかわる発信を続ける。
著書に「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」(世界文化社)「アペロでパリをつまみぐい」(光文社)「小さなフランス料理の本」(NHK出版)「プチプチサラダ、つぶつぶタブレ」(誠文堂新光社) WA-fumi a la rencontre des saveurs du Japon (Flammrion) などがある。
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