上野万梨子さんからの食材コメント
鶏など白身肉に溶き卵をからませて
炒め揚げするピカタ。
最近では見かけなくなった昭和の洋食です。
今回はこの料理にはぴったりなターキーの
むね肉を使って、ピカタならではの
シンプルな調理法とソースを添えない
食べ方で、淡白な肉の風味を
十分にたのしめるレシピをご紹介します。
使用した食材はこちら
2月のアペロレシピ
ターキーむね肉のピカタ
< 材料 >
◆ ターキーむね肉:2枚(1cm強厚さの斜め切り)
◇ 塩・小麦粉:適量
◇ たまご:1/2 個 + 小麦粉:小さじ1/2
◇ オリーブオイル:大さじ2
◇ バター:10g
◇ 縮みパセリ:適量
◇ プチトマト:数個(大きさにより個数を調整)
◇ ピクルス:小2本
◇ レモン薄切り:2枚
◇ レタス:少々
◇ マヨネーズ:適量
作り方
How to cook
ターキーむね肉は厚さ1cm強の斜め薄切りにする。
肉たたきで厚みを整え、気持ち強めに塩をふる。
小麦粉をまぶす。
小麦粉に同量の水を加えて溶かし、溶き卵に加える。
フライパンにオリーブオイルを加え中火で熱する。
肉に卵をからめ、十分に熱くなったオリーブオイルで30秒ほど焼く。
焼き色がついたところで肉を返し、さらに30秒ほど焼き、取り出す。
memo
焼きはじめの油の温度が低すぎると卵のころものつき具合が薄くなるので注意。
フライパンに残った油を取り除き、鍋底をペーパータオルできれいにする。 そこにバターを加えて熱し、肉を戻して両面をさっと焼き、バターの風味で仕上げる。
フライパンに残ったバターは少量でもヘラで集めておく。
memo
肉を焼いたあとフライパンから取り除いたオリーブオイルは、野菜炒めやパスタ料理などに利用できます。冷蔵庫に入れておき、数日中に使います。
粗く刻んだパセリ、トマト、ピクルスを用意する。
肉を皿に盛り付け、残ったバターを肉にたらす。
その上に5を散らし、マヨネーズを詰めたレタスとレモンを添える。
memo
はじめはレモン味でシンプルに、次いでマヨネーズを肉にのせていただきます。 一口大に切ったピカタをマヨネーズののったレタスで包んで食べても良い。
▼ 食材ひとくちメモ ▼
ベビーターキ
皮なしむね肉
成鳥した七面鳥ではなく若鳥のため身の柔らかさが特徴。
もう一品
残った肉は冷凍保存
肉が残ったら肉叩きでのばし、チーズを挟んでからパン粉のころもをつけてジップ付きの袋に入れ冷凍保存しておくと便利です。
食べるときに、とんかつのようにディープフライをしてどうぞ。
チーズはエメンタールを使いましたが、他のチーズでも。
レシピ と 写真・上野万梨子さん
上野さんに質問!
素朴な疑問、教えてください!
2022年2月アペロディネ ターキーブレスト(むね肉)
今月のアペロレシピはいかがでしたか?
みなさまの食卓の一品に。
プチ贅沢なひとときをお楽しみください。
上野万梨子さん
プロフィール
フランス料理家、1975年、パリに料理留学。翌年、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。帰国後、東京・玉川田園調布にてフランス料理教室「ラ・ヌーヴェル・イマージュ」を始める。1980年、初めての著書「シンプルフランス料理」(文化出版局)を上梓。当時はまだ珍しい若きスター料理研究家として活躍。1991年には活動の拠点をパリに移し、著作や食イベントの企画・編集などを通じて、日仏の食と生活文化にかかわる発信を続ける。
著書に「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」(世界文化社)「アペロでパリをつまみぐい」(光文社)「小さなフランス料理の本」(NHK出版)「プチプチサラダ、つぶつぶタブレ」(誠文堂新光社) WA-fumi a la rencontre des saveurs du Japon (Flammrion) などがある。
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