上野万梨子さんからの食材コメント
			
			青森県むつ湾産の冷凍ほたて貝。
地元の日本酒で蒸し上げてありますが、
アルコール分は完全にとんだ状態なので
バターやオリーブオイルの風味を生かした
フレンチやイタリアンにも使いやすい素材です。
加熱しても身が縮まないので、バターの風味を
しみ込ませるようにして蒸し焼きしても
硬くなりません。
美味しいフランスバターを使って
是非お試しください。
			
			使用した食材はこちら
		
			9月のアペロレシピ
			帆立貝のバター蒸し
パンとパセリのガルニソース
		
			
				< 材料 (2人分)>
				◆ 冷凍帆立貝柱:6個
◇ブレスバター(加塩):15g +5g
◇レモン:少々
◇赤ピーマン:1個
◇ワイン:50ml (白、ロゼどちらでも)
◇硬くなった田舎パン:1~2切れ
◇イタリアンパセリ粗微塵切り:大さじ3
			
		作り方
How to cook
			
					冷凍帆立貝柱は解凍し周囲のヒモとワタを取り除く。
					
			
					memo
					取り除いたヒモは、「もう一品」で使用。(下部をご覧ください)
				
			
					赤ピーマンは縦半分に切り厚めの薄切りにする。
			
			
					小鍋にブレスバター15gとレモンを2切れ入れて火にかける。
バターが泡立ち始めたら帆立貝柱を並べて焼く。
弱めの中火でバターをスプーンですくいかけながら両面に焼き色をつける。
			
			
					ピーマンを加え、蓋をして弱火で2分。
途中で一度蓋を開けて上下を返す。
			
			
					帆立貝は取り出し、後の鍋にワインを注ぎ、鍋底のこびりつきを浮かせて木ベラで混ぜ、バター5gを加える。
			
			
					5ミリくらいに切ったパンとイタリアンパセリを加える。
			
			
					帆立貝を器に盛り付けガルニソースをのせて仕上げる。
			
▼ 食材ひとくちメモ ▼
			
				大粒ほたて貝
				青森県むつ湾産の大粒、その魅力を地酒で酒蒸した逸品。
			
			
				ブレス産発酵バター(加塩)
				
				AOP認定発酵バターを使用した加塩タイプ。
			
			
				田舎パン
				フランスパンの一種で一般的にパン・ド・カンパーニュのことをさす。
			
		もう一品
			帆立貝のヒモを使ったソースで
ミニパスタ
		

					帆立貝のヒモを1センチ幅くらいに切り、玉ねぎ小1/4個分の粗みじん切りと共にオリーブオイルで炒めます。
ワイン50mlを注ぎ(白かロゼ、あるいはフレンチベルモット)煮立ててアルコール分を飛ばしたら、 粗く刻んだトマト小1個分を種ごと加え、赤唐辛子ペーストまたはカイエンヌペッパー、レモン果汁、粗塩、 各少々、隠し味程度のトマトケチャップも加えて蓋をかけ、弱火で10分弱火にかけます。
この間にミニパスタを茹でて、これを出来上がったソースに加えます。
			
レシピ と 写真・上野万梨子さん
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2022年9月アペロディネ 黄金ほたて
				今月のアペロレシピはいかがでしたか?
				みなさまの食卓の一品に。
				プチ贅沢なひとときをお楽しみください。
		
			
			上野万梨子さん
プロフィール
		
			フランス料理家、1975年、パリに料理留学。翌年、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。帰国後、東京・玉川田園調布にてフランス料理教室「ラ・ヌーヴェル・イマージュ」を始める。1980年、初めての著書「シンプルフランス料理」(文化出版局)を上梓。当時はまだ珍しい若きスター料理研究家として活躍。1991年には活動の拠点をパリに移し、著作や食イベントの企画・編集などを通じて、日仏の食と生活文化にかかわる発信を続ける。
			著書に「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」(世界文化社)「アペロでパリをつまみぐい」(光文社)「小さなフランス料理の本」(NHK出版)「プチプチサラダ、つぶつぶタブレ」(誠文堂新光社) WA-fumi a la rencontre des saveurs du Japon (Flammrion) などがある。
		
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