『 アンディーヴとラディッシュバター 』
アンディーヴ(別名:ベルギーチコリ)は葉をはがす。冷水で洗い、水分はペーパータオルなどで取り除く。室温で少しやわらかくした有塩ブレスバターをたっぷりぬりつける。
粗く刻んだクルミ、レーズン各適量を散らし、あれば塩の華(※)をアクセントにひとつまみ。これだけでもよいが、アペロパーティーならば写真のように見た目を華やかに、アンディーヴ同様にバターとの相性がよいラディッシュを、葉付きで4つ切りにしたものを添えるとよい。
※塩の華:フランス語 fleur de sel を直訳したもので良質な塩田からとれる天然塩のこと。大粒なことが多い。
ブルターニュはサン・マロの有名バターメーカーが最初に売り出した海藻入りバター。
それはたちまち人気を博し、以来様々なフレーバーバターが登場してきました。
そんなフレーバーバターも美味しいバターがあってこそ。
ちょっとしたひと手間で手作りのこんなバターはいかが?
『 海藻バターとスモークサーモン 』
< 材料 >
◆ 有塩ブレスバター:50g
◇ キャラウェイシード:小さじ1/3
◇ 乾燥あおさ(指先で細かくしたもの):大さじ1
◇ ケッパー:小さじ2
◇ スモークサーモン:適量
◇ ディル
①
乾燥あおさは指先で細かくし、大さじ1用意する。
ケッパーは粗微塵に切る。キャラウェイシードは指先でつぶして香りを立てる。
②
有塩ブレスバターは室温でやわらかくする。
あるいは、小さなキューブにカットしてボールに入れ、ラップをかぶせ、瓶の底など何か固いものでつぶしてやわらかくする。
なめらかにしたバターにあおさとケッパー、キャラウェイシードを加え、混ぜる。
③
スライスしたパンに厚めにぬり、その上にスモークサーモンを一切れのせ、ディルを添える。サーモンには好みでレモン果汁をたらす。
レシピ / 文 / 写真・上野万梨子さん
4月アペロディネ ブレス産バター
今月のアペロレシピはいかがでしたか?
みなさまの食卓の一品に。
プチ贅沢なひとときをお楽しみください。
上野万梨子さん
プロフィール
フランス料理家、1975年、パリに料理留学。翌年、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。帰国後、東京・玉川田園調布にてフランス料理教室「ラ・ヌーヴェル・イマージュ」を始める。1980年、初めての著書「シンプルフランス料理」(文化出版局)を上梓。当時はまだ珍しい若きスター料理研究家として活躍。1991年には活動の拠点をパリに移し、著作や食イベントの企画・編集などを通じて、日仏の食と生活文化にかかわる発信を続ける。
著書に「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」(世界文化社)「アペロでパリをつまみぐい」(光文社)「小さなフランス料理の本」(NHK出版)「プチプチサラダ、つぶつぶタブレ」(誠文堂新光社) WA-fumi a la rencontre des saveurs du Japon (Flammrion) などがある。
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