上野万梨子さんからの食材コメント
加熱せずに作る夏の料理にこそ
ぜひ使いたいのが、レモンフレーバー
のオリーブオイルです。
スパイシーなサラダやキャロットラペ、
魚介のカルパッチョやマリネ、
そしてシンプルにグリルしたラムなどに
調味オイルとして使います。
バニラアイスクリームにバナナを
トッピングしてレモンオイルをかけて
デザートにもおすすめです。
使用した食材はこちら

8月のアペロレシピ
レモンオイル香るパンのサラダ

< 材料 (2人分)>
◆ レモン香るEXVオリーブオイル:大さじ2
◇ パン・ド・カンパーニュ:1.5cm厚さ2枚
(またはバゲット:1.5cm厚さ4枚)
◇ ブレザオラ(生ハム):4枚
◇ にんにく:小1/2片
◇ レモン果汁:小さじ2
◇ セロリ:20g
◇ ミニトマト:2個
◇ ミックスリーフ:1/2パック
◇ ルッコラ:少々
◇ バジル(またはミント):少々
◇ 胡椒:少々
◇ 仕上げ用レモン果汁:少々
(またはワインビネガー)

作り方
How to cook

にんにくの切り口をナイフの先で突いて香りを立て、ボールの内側にこすりつける。

小さな霧吹きにレモン果汁と水小さじ2を入れる。

1のボールにちぎったパンを入れ、レモン水をまんべんなくふきかけ、ラップをかけて10分ほどおく。
memo
パンは、少しかたくなった前日のを使うとよい。

ブレザオラは半分にちぎる。セロリは小口切り、ミニトマトは8等分に切る。バジルまたはミントの葉をつまむ。
ミックスリーフ、ルッコラを入れ、レモンフレーバーのオリーブオイルをまわし入れる。レモン果汁適量、塩、胡椒少々を加え、さっと混ぜて仕上げる。
▼ 食材ひとくちメモ ▼

レモンオイル
フレッシュレモン風味。イタリア、オリタリア社製のオイル。

パン・ド・カンパーニュ
フランスパンの一種、フランス語で田舎風パンという意味をさす。

ブレザオラ
牛肉をスパイスとともに塩漬けした牛肉生ハムのこと。

レシピ と 写真・上野万梨子さん
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2022年8月アペロディネ レモンオイル(ブレザオラ)
今月のアペロレシピはいかがでしたか?
みなさまの食卓の一品に。
プチ贅沢なひとときをお楽しみください。
上野万梨子さん
プロフィール
フランス料理家、1975年、パリに料理留学。翌年、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。帰国後、東京・玉川田園調布にてフランス料理教室「ラ・ヌーヴェル・イマージュ」を始める。1980年、初めての著書「シンプルフランス料理」(文化出版局)を上梓。当時はまだ珍しい若きスター料理研究家として活躍。1991年には活動の拠点をパリに移し、著作や食イベントの企画・編集などを通じて、日仏の食と生活文化にかかわる発信を続ける。
著書に「パリのしあわせスープ 私のフランス物語」(世界文化社)「アペロでパリをつまみぐい」(光文社)「小さなフランス料理の本」(NHK出版)「プチプチサラダ、つぶつぶタブレ」(誠文堂新光社) WA-fumi a la rencontre des saveurs du Japon (Flammrion) などがある。
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