やがて車がとまり、フランソワが振り返るように「あっちを見てごらん」と。「La mer de l‘olivier (オリーブの海)だよ」
プロヴァンスのまぶしい太陽の下、目の前に広がるオリーブの木々。ここまでの道のりにもたくさんのオリーブの木々があり、かきわけるように進んできた。そして更にこの先にもオリーブの木々が真っ青な空の下で輝いています。
『ああ、まさに海の中にいるんだ』
さて、農園を後にしていよいよオイルのメーカーへ。
進んできたオリーブ街道をマルセイユ方面へ15㎞ほどの町、Manosque(マノスク)。ローマ帝国時代には市場町だったというこの町の真ん中あたりにLe Moulin de l‘Olivette(ル・ムーラン・ド・ロリヴェット)はありました。ちょうどお昼ごろのこと。フランスによくあるrond-point(ロン ポワン)という円形の交差点をたくさんの車が忙しく行き交う中、突然到着したのです。
あれ、こんなところにあった!
Le Moulin de l‘Olivette(ル・ムーラン・ド・ロリヴェット)はオート・プロヴァンス地域のオリーブオイル生産のために1928年に作られた協同組合。
なるほど!地域のオリーブ農家さん達が少しでも早くオリーブを持ち込める場所、それがこの幹線道路に面したrond-point(ロン ポワン)だったのか、と合点がいったのでした。
2階にあるオフィスからは赤い瓦屋根の向こうに広がる丘陵が見渡せます。丘の斜面にはオリーブの木がずらっと並んでいます。
Le Moulin de l‘Olivette(ル・ムーラン・ド・ロリヴェット)で搾油するのはマノスクから30㎞以内のオリーブだけ。まさにオリーブに囲まれた場所がここなのです!
新鮮な原料が持ち込まれた後、オリーブオイルにとってとても大切なのはその後の工程になります。その大切な工程に必要なもの。。。
昔も今も搾油をするには器具が必要になる。その器具をそれぞれが準備するのではなく、共有することでみんなが助かる。それがLe Moulin de l‘Olivette(ル・ムーラン・ド・ロリヴェット)の始まりでした。
人類最古の甘味、ハチミツ。
健康と美容面にポジティブな効果を発揮するハチミツは、砂糖に比べるとカロリーや糖質が低く、疲労回復のための栄養補給にも役立つ、優れたエネルギー源でもあります。ビタミンやミネラルも豊富で、毎日でも食べたい天然食材です。
私もそんなハチミツが大好きなのですが、今ちょうどマイブームになっているお店があります。
1年前にローマにオープンした高級ハチミツ専門店「ミエロテカ」です。
「Le Api di Papa(レ・アーピ・ディ・パパ)」という自社ブランドで、養蜂家ディエゴ・アルフィデオさんが採取する20種類近くのハチミツ、さらには栄養補助食品、コスメ商品も取り揃えられています。
ところで日曜日の鶏といえばアンリ4世(1553-1610)にまつわるとても有名な逸話が思い浮かびます。
「わたしの願いは、すべての農民が日曜日の食卓で Poule au pot(ポトフに似た鶏の煮込み)を食べられるようにすることだ」
当時の庶民にとって鶏肉は贅沢品で祭日や特別な日のご馳走。
人々の暮らしの安定と国の繁栄を願うアンリ4世のこの言葉はよく知られています。
この「日曜日の Poule au pot 」の記憶が、やがて Poulet rotis を日曜日の家族団欒の食事を象徴するものにしたのかもしれませんね。
(左上写真)翌日の一品に。
残ったもも肉一本は炒めたキノコ、チキンスープとともに蒸し煮し、バターを溶かし込んでソースを仕上げる。
(右上写真)腰骨の左右のくぼみにはまり込んでいる指先ほどの小さな肉のことを Sot l’y laisse(ソリレス)という。
Sot は昔ながらの言葉でバカという意味。”バカはここに美味しい肉があることを知らずに食べ残す”ということから。
チョロギ
さて次は生鮮野菜のお話で「チョロギ」フランス語で「Crosnes(クロヌ)」。 お正月のお節料理でしかいただくことがなかったチョロギは中国原産ですが、フランスには日本から伝わったそうで、「Crosnes du Japon」とも呼ばれます。1950年代くらいまでのフランス家庭料理書ではこのレシピをけっこう見かけるのですが、その後は次第に忘れ去られ、それが最近復活して朝市や商店街の八百屋さんでも見かけるようになりました。炒めるとアーティチョークやトピナンブールのような味でポクポクとした食感です。写真はフランスのゴボウと炒め蒸し焼きしたもので、クリーム仕立てのグラタンにしても美味しいものです。
最近、イタリアでは若者を中心に「スペシャルティ・コーヒー」が注目を集め、専門店が増えています。これはビーントゥバー(Bean to Bar)チョコレートのように、コーヒーをクラフト製品として楽しむ文化です。特定の農園や地域で栽培された豆が使用されることが多く、地理的特徴や栽培方法が味に反映されます。酸味や甘味、フルーツのようなフレーバー、ナッツやチョコレートの風味など、個々のコーヒー豆に独特の特徴が表れます。よりコーヒーの風味を感じるため、ドリップ方式で淹れられます。
消費者の意識も変化し、単なるカフェイン摂取ではなく、個性的な味わいやエシカルな製品を求めるコーヒーラバーが増えているということでしょう。こうした新しい波が、伝統的なイタリアのコーヒー文化とどのように融合していくのか、今後の動向が楽しみです。
①ミニトマトを縦6等分に切って種を取る。フライパンに並べておき、塩をふり、オリーブオイル(少々)を回しかけ、タイムを散らして、弱火で乾かし焼きする。
②低温のオーブンやトースターで軽く温めた鰻の蒲焼きの身を、スプーンなどを使って皮からこそげ取る。
③ ②をボウルに入れ、①のトマトの半量、粗挽き白こしょう、バルサミコ酢、オリーブオイルを加えて練り混ぜる。
④リエットを器に入れ、残りのトマトとパセリを添える。トーストしたバゲットと一緒にいただく。
景色を楽しんでいると時間が経つのはあっという間、旅行会社から電話がかかってきたので、これで問題解決かと思いきや、そうは問屋が卸しません。
以下、ツアー会社からの提案。
① 明日のツアーに参加する場合、自費でホバートに一泊して飛行機も自分で変更する。
② ローンセストンまで自費で行って、予定通り今日の飛行機で帰る。
③ 追加料金でホバートからの飛行機に変更。
と謝罪もなく、全く悪びれるそぶりのない開き直った対応に、開いた口がふさがらず、あまりの衝撃で言葉が出てこない。
とりあえず電話を切り、落ち着いて考えました。
<作り方>
① バニラアイスクリームをアイスクリームスクープで器に入れる(1回目)。
② バニラアイスクリームの上にフランボワーズピューレをかける(1回目)。
③ 黄桃2カットを横に並べる(1回目)。
④ ①のアイスとずらした位置に、バニラアイスクリームをアイスクリームスクープで器に重ね入れる(2回目)。
⑤ バニラアイスクリームの上にフランボワーズピューレをかける(2回目)。
⑥ 黄桃2カットを横に並べる(2回目)。
⑦ お好みでローストしたアーモンドスライスなどをトッピングする。