世界のお正月はどんな感じ?|海外食品通販サイト ダイニングプラス(公式)

新着記事

世界のお正月はどんな感じ?

2020/01/02 10:00


あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
ダイニングプラス社員一同、本年も楽しい話題をお届けできますよう、励んでまいります。
変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくおねがいいたします。

みなさま、お正月はいかがおすごしですか?おせちは召し上がりましたか。
日本でお正月といえば、やっぱり「おせち」が大定番。近年は純和食はもちろん、幅広い世代で楽しめる洋風おせちもおなじみになってきました。
おせちをいただいて、初もうでに出かけたり、凧揚げをしたり…。日本ではおなじみの光景ですが、海外ではどのようなごちそうを食べ、お正月を迎えるのでしょう?

どことなく日本と似たようなお料理もあれば、驚くようなお祝い方法も。ヨーロッパ各国のお国柄あふれる、お正月の過ごし方をお届けします。


【世界のお正月】




1 イタリア



地方によってお料理や風習が異なるのがイタリアの魅力。主な風習をご紹介します。
大晦日12月31日はローマ教皇聖シルウェステル(サン シルベストロ)1世の聖名祝日。 家族や友人同士で集まり賑やかなパーティーが開かれます。 大晦日や元日には伝統的に富を表すレンズ豆(レンテッキエ)や、豊かさをあらわす豚足の詰め物ザンポーネを食べて、新年にも良いことがあるよう願掛けをします。
12使徒などから由来する、12種のデザートを用意することもあります。 メニューは特に決められていないのですが、イチジク、レーズン、クルミ、アーモンドは必ず入っていなければなりません。 これはメンディカンティ(貧しき者)を意味し、それぞれの果実が順にフランシスコ会、ドミニコ会、アウグスチノ会、カルメル会の4修道会が身に着ける衣服の色から来ているといわれています。

年越しの真夜中には爆竹が鳴らされますが、とくに有名なのはナポリ。 動画サイトなどで見られますが、街中がピカピカと爆竹で輝き、なかなかの凄まじさです。

年が明けて1月6日は東方三博士が訪問しイエスが顕現したことを祝う公現祭(エピファニア)で祝日です。 現代ではベファーナという魔女がやってきて、良い子にはお菓子を、悪い子には炭を枕元の靴下に入れる恐怖?の日。 炭っぽい砂糖菓子も売られているのがイタリアらしい茶目っ気です。

2 ドイツ



ドイツでは「お正月」の過ごし方は独立した祝日というより、クリスマスから1月6日の公現日まで続く、「十二夜」の間に来る日のような位置づけです。 「十二夜」は、シェイクスピアの喜劇にもありますね!

12月31日はズィルヴェスターと呼ばれ、イタリアと同じく聖シルウェステル1世を悼む日とされています。 が、実際にはみんなで飲んで歌って楽しく過ごす人が多いそう。
1月1日に日付が変わる午前0時には花火や礼砲、ロケット花火を派手に打ち上げ、大変な騒ぎになるようです。

パーティーメニューには冬の時期の名物料理、ニシンのサラダ仕立てや幸運を招くとされる鯉料理、干し豆のスープ、またたっぷりのハムやソーセージの盛り合わせなども登場します。

大晦日のお食事の際に気をつけたいのが、いつもとちょっと違うマナー。 大晦日のお食事では新年に良いことがたくさん起こるよう願って、すべての料理を少しずつ自分のお皿にとっておき、真夜中までそのままにしておかなければならないそうです。

1月1日は祝日ですが2日は平日のドイツ。 お正月の伝統を受け継いで…というよりは、大晦日はみんなで楽しみ、1月1日にはゆっくり休む、という過ごし方のようです。

3 フランス



大晦日はこちらも他の国同様、聖シルウェステル1世の日とされています。
年末年始、花の都パリでは街中がクリスマスイルミネーションで美しく彩られており、セーヌ川でのディナークルーズやミュージカルなどのショーを楽しむ人々らで街はにぎわいます。
フランスでは「聖シルヴェストル(シルウェステル)のレヴェイヨン」や「元旦のレヴェイヨン」と呼ばれる豪華な宴会が開かれ、友人たちとご馳走を食べてお祝いします。 メニューは多彩で、牛肉、羊肉、様々な鳥、魚介、パテやスイーツが並びます。

ヨーロッパの中世以降に登場する宮廷メニューを見てみると、多種多様なお肉がえんえんと続くこともしばしば。現代のパーティーにバラエティー豊かなお肉が登場するのも納得できます。

フランスの地方にも目を向けると、日本ではまだあまり見かけないメニューも見かけます。 アルプス地方ではエスカルゴのオムレツが食卓に並べられます。 また、ブルゴーニュ地方ではセイヨウトチの実をつめた七面鳥(ターキー)が出されるそう。

元日になると人々は新年のあいさつを交わし、配達の人などお世話になっているみなさんに、ちょっとしたプレゼント(エトレンヌ)を渡します。 エトレンヌとは、古代ローマの女神ストレニアへの供物から来ていると言われ、お菓子や果物を用意するのが一般的だそうです。 普段お世話になっている人に感謝の気持ちを伝える新年は、みんなが温かい気持ちになれそうですね。

4 ギリシャ



ギリシャは「ギリシャ正教会」の国であり、「ローマ カトリック教会」とはまた違う祝日、風習があります。

クリスマスと大晦日に、子供たちが家を回って「カランダ」と呼ばれる歌を歌います。 「カランダ」は古いギリシャ語の歌でメロディーも単調、子供たちが覚えるのはなかなか大変そうです。 しかし、訪れたお宅からはお小遣いがもらえることもあり、子供たちも張り切って覚えるそう。 そして明けて1月1日は、ギリシャ版サンタクロースである聖ヴァシリスの聖名祝日。 子供たちが朝目覚めると、届けられたプレゼントをわくわくしながら開きます。 お小遣いもプレゼントも一度にもらえて、ちょっとうらやましいですね。

ギリシャで新年をお祝いする食べ物といえば、代表格はヴァシロピタというケーキ。 お菓子の名前は前出の聖ヴァシリスにちなみます。 お味はシンプルなパウンドケーキのようなお菓子で、上に粉糖で年号を書くなどして飾ります。 中にコインを入れて焼き上げており、当たった人はその年幸運に恵まれるとか。

お正月が終わった後の1月6日はカトリックでは公現日ですが、ギリシャ正教会ではキリストが洗礼を受けた記念日とされています。 洗礼にちなんで聖職者が水辺に十字架を投げ入れ、人々が水に飛び込んで取りに行く行事などがあちこちで行われます。


ヨーロッパのお正月はキリスト教と強い結びつきがあり、また同じキリスト教でもカトリック、ギリシャ正教会ではずいぶん過ごし方が変わってきます。 また、お正月のごちそうは伝統的なものが多い分、各国の気候や風土、歴史が良く伝わってきます。

日本で手に入る食材もありますので、本格的な海外のお正月料理を日本で味わってみるのも、一味違って楽しく印象的なお正月になるかもしれません。



お正月お忙しい方も、そうでないかたも、まずはゆっくりのんびりと。今年も良いことがたくさんある一年になりますように。


<ダイニングプラスについて>
2001年事業開始、「dancyu」や「日経プラス1」など、メディア紹介多数。こだわりプロ愛用の美味しい海外食品を1パックからお届けする食品通販です。商社直営。

>海外食品通販「ダイニングプラス」はこちらから