100年前の女性のくらし(国際女性の日)|海外食品通販サイト ダイニングプラス(公式)

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100年前の女性のくらし(国際女性の日)

2020/02/26 09:00

3月3日は楽しい「ひなまつり」!
きれいなお雛様をかざったり、晴れ着を着てかわいいお菓子とおしゃべりを満喫。
女の子のための、とても楽しい一日です。
実は3月には「ひなまつり」のあとにも、女性のための日があるのをご存知ですか?

それが今回ご紹介する、「国際女性の日(International Women’s Day)」です。 日本での知名度はこれからですが、これまで女性によって達成されたできごとを知るきっかけとして国際連合が決めた日で、全世界で記念行事が行われます。毎年3月8日が記念日です。

「国際女性の日」の起源は、北米とヨーロッパ全域で20世紀初頭にはじまった労働運動でした。1908年にアメリカのニューヨークで発生したストライキで女性が労働条件改善の訴えを起こしたことを記念し、1909年に初めて「全米女性の日」記念行事が行われました。

その後、この運動は大きな盛り上がりをみせ、デンマークではヨーロッパ各国から100万人が参加した会合が開かれたり、ロシアでの女性選挙権付与など、女性の社会進出に大きな役割を果たしていきます。
ただその約1世紀にわたる歴史を追うと、本が一冊かけるほどの大河ロマンになってしまいます。そこで今回はぐっと身近に、 1900年ごろ、運動が始まったころのフランスと日本の生活を覗いてみたいと思います。まずは当時のフランスにタイムトリップ(ぴょん)!

1904年作”Spring time” by Philop Wilson Steer
フランスの思いきり普段着モードな一枚ですが、開放的な空気感が伝わってきます。

1900年に開かれた史上最大のパリ万国博覧会では、
” Palais de la femme”(女性の宮殿)が作られ、女性アーティスト作品や美容用品の展示が行われたようです。 華麗なこの建物はエッフェル塔の近くにあったのですが、残念ながら現存していないよう。

一方そのころ日本の女性はこんな感じ。

いきなりちっちゃい写真ですみません!そして地味め!
1902年(明治35年)大阪 上本町、いまの近鉄百貨店あたりにあったという「梅屋敷」の絵葉書。東京の「梅屋敷」にインスパイアされて作られた施設で、梅の名所としてにぎわっていたそうです。
モデルさん、いまでも充分モデルとして活躍できそうな雰囲気ある方ですが、ファッションも建物も全体にクラシカルですね。

1901年(明治34年)、大阪のお茶屋さんが作った引き札(チラシ)。おしとやかなお嬢さんです。

一方同じ時代の大阪にはこんな施設も。
大阪中之島に今も美しい施設として活躍している、大阪府立中之島図書館(1914年・大正3年撮影)。堂々とした西洋建築です。
ただ右下の写真をよく見ると、利用者は全員男性のように見えます…現代でもドアを開けてこの光景だと、わたしならそっとドアを閉めてしまうかもしれません。

「国際女性の日」は女性による平和運動としての役割も果たしながら時代は過ぎ、国際婦人年の1975年になってはじめて、国連は3月8日を「国際女性の日」に制定したのです。

パリの万国博覧会で「女性の宮殿」が建設されたのは1900年。ココ・シャネルが初めてのブティックをパリのカンボン通りに開店したのは1910年。当時から100年余りがたった皆さんの暮らしはいかがですか?

日本では「ひなまつり」は女の子のお祝いです。それなら「国際女性の日」はいつもがんばる大人の女性が自分をいたわり、いつくしむ日にしてはどうか…今年のダイニングプラスはそんな気持ちで、「International Women’s Day キャンペーン」をご提案させていただきます。女性のみなさん(男性も!)、この日は美味しいものをいただきながら、みんなでゆっくりくつろぎませんか?


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